導入事例

株式会社MIXI（以下、MIXI）は、次世代ネットワークのインフラ強化を目指し、オール光ネットワーク（APN）※1技術を活用したBBB Spectrumの波長貸しサービスを、長距離データセンター間の回線として採用しました。これにより、MIXIは超大容量データを効率的に伝送できると同時に、コスト効果の高いデータセンター間のインフラ環境を構築することが可能となりました。

コスト効率と拡張性を両立するサービス

東京都内での大規模データセンター運用は、スペースやコストの問題から非常に難しく、地方都市のデータセンター活用が現実的な選択肢となっています。しかし、従来の専用線やDark Fiberを利用した回線サービスでは、距離や帯域に応じてコストが高くなり、効率的な運用が難しいのが現状です。

この課題を解決するために、MIXIとして初めて波長貸しサービスの導入に挑戦することになりました。今回採用したBBB Spectrumでは、MIXIが自社の光伝送機器（トランスポンダー）を活用することで、超大容量データの伝送を実現しながら、毎月の運用コストを大幅に削減することが可能となります。

スムーズな導入と安定した運用基盤

東京都内から地方都市などの長距離伝送になると、中継伝送設備を構築・運用する必要がありますが、BBB Spectrumを利用することで、運用を一部アウトソース化でき、導入プロセスを簡易化できたことも大きなメリットでした。
さらに、既にBBB Spectrumネットワークが構築されているデータセンター間であれば、最短1か月で導入が完了し、迅速にサービスを開始できるという大きな利点もあります。

また、BBB Spectrumは24時間365日の監視体制により、ネットワークの安定性を維持しているという点においても、安心材料になりました。

今回導入したBBB Spectrumにおいては、オンネットDC間は全区間完全冗長構成の構築が可能。オフネットDCへの延伸についても、種々様々なルートから設計可能です。また、24時間365日、監視体制も敷いており、常時、安定性の高いサービス品質を実現しています。

※1 オール光ネットワーク
通信ネットワークの全ての区間で、フォトニクス（光）ベースの技術を導入し、低消費電力、高品質・大容量、低遅延の伝送を実現する技術。

BBB Spectrumの概要は、こちらをご覧ください。

https://www.bbbackbone.co.jp/spectrum/

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