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Spectrum

2019.09.13

BBバックボーン、大手町・有明エリア間で波長貸しサービス「BBB Spectrum」を提供開始

BBバックボーン、大手町・有明エリア間で波長貸しサービス「BBB Spectrum」を提供開始

~9ベンダー11製品とのAlien Wavelength接続を実証、IDCフロンティアのデータセンターからエリア拡大~

 

2019年9月13日

ビー・ビー・バックボーン株式会社

 

ソフトバンク株式会社の子会社であるビー・ビー・バックボーン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:戸坂 豪臣、以下「BBバックボーン」)は、国内外通信事業者やOTT*1、主要ISP*2、CSP*3向けに、大手町エリアと有明エリアのデータセンター間で波長貸しサービス「BBB Spectrum」の提供を、2019年7月から開始しました。

 

■波長貸しサービス「BBB Spectrum」とは

波長貸しサービス「BBB Spectrum」では、2芯の光ファイバーに最大96波長を実装し、1波長当たり100Gbps超の伝送が可能です。光を波長(Spectrum)単位で提供することで、従来のダークファイバーサービスよりもコストを抑えてお客さまにサービスを提供することが可能になりました。

■ROADMとの接続検証について

波長貸しサービス「BBB Spectrum」は、多様なトランスポンダー*4 に対応した富士通製のROADM*5「FUJITSU Network 1FINITY」 を採用したことで、Alien Wavelength(他社信号)接続構成を実現し、9ベンダー11製品にわたるお客さまのトランスポンダーとの接続検証を完了しています。この接続検証では、光強度・周波数などの光学特性評価によって各トランスポンダーがROADMの要件を満たすかを確かめて、ビット・エラー・レート・テストによって伝送品質に問題がないかを検証しました。その結果、他社信号の同時WDM伝送*6が可能であることを実証し、その検証結果をJANOG44 ミーティング*7で発表しました。

 

■IDCフロンティアの日本橋データセンターと有明データセンターでサービスを導入

波長貸しサービス「BBB Spectrum」の第1フェーズとして、ソフトバンク株式会社の子会社である株式会社IDCフロンティアの協力の下、同社の日本橋データセンターと有明データセンターで「BBB Spectrum」の提供を開始しています。同社とは今後も協力を継続し、サービスの提供範囲の拡大を図ります。

株式会社IDCフロンティアのネットワーク本部本部長である林 眞樹は、次のように述べています。
「IDCフロンティアは、ビー・ビー・バックボーンの波長貸しサービス「BBB Spectrum」の提供を心より歓迎します。これまでビー・ビー・バックボーンと共にWDM伝送の共同検証を行い、良好な伝送品質が得られたことから、このたび当社のバックボーンネットワークで利用を開始しました。「BBB Spectrum」を利用することで、国内の多くの事業者が光ファイバーのリソースをよりコストを抑えて柔軟に活用できるようになると期待しています。IDCフロンティアは今後もビー・ビー・バックボーンと共に、革新的なネットワークソリューションを提供していきます。」

 

■今後について

近年、インターネットを介した動画サービスやSNSが急速に発展して、4K/8Kの放送コンテンツの拡大や5Gサービスの普及などが見込まれます。BBバックボーンは、お客さまそれぞれのニーズにお応えし、利便性の高い低コストサービスを提供することで、日本中のネットワークの発展とビジネス活性化に寄与します。
今後は都内の主要データセンターや千葉・印西エリアなど関東近郊のデータセンターへサービスエリアを広げるとともに、大阪・堂島エリアおよび彩都エリアへの展開、その他国内の主要都市を結び、全国エリアでのサービス提供を目指していきます。

 

*1 OTT:Over The Topの略称。動画や音声などのコンテンツやサービスを提供する事業者。
*2 ISP:Internet Service Providerの略称。インターネット接続サービスを提供する事業者。
*3 CSP:Cloud Solution Providerの略称。クラウドサービスを提供する事業者。
*4 トランスポンダー:WDM伝送装置に使用されるインターフェース・モジュール。光ファイバー伝送路の送受信信号とクライアント側の送受信信号を相互変換する。
*5 ROADM:Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexerの略称。再構成可能な光分岐挿入多重装置。信号光を波長ごとに、適切な方路へ振り分けて送信したり、受信したりする装置。
*6 WDM伝送:波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing)技術により、1本の光ファイバーに複数の波長の光信号を多重して伝送すること。
*7 JANOG44ミーティング:Japan Network Operators’ Group(略称:JANOG )と呼ばれるインターネット技術者のグループによって、2019年7月24日(水)〜26日(金)に神戸市で開催されたイベント。インターネットにおける技術的事項および運用事項の議論、検討、紹介が行われた。

 

■BBバックボーンについて
社名    :ビー・ビー・バックボーン株式会社(英文社名:BB Backbone Corp.)
本社所在地 :東京都港区東新橋1-9-1
代表者   :代表取締役社長 戸坂 豪臣
資本金   :12億6,000万円(ソフトバンク株式会社100%出資)
URL    :https://www.bbbackbone.co.jp/

 

■本件に関する問い合わせ先
ビー・ビー・バックボーン株式会社 営業&ビジネス企画課(担当:臼井・内藤)

お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

Tel   :03-6889-1255

プレスリリース原稿はこちらからダウンロードできます。

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