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sXGP

2023.07.25

【プレスリリース】sXGPに対応した「VoLTEナースコール」を開発

2023年7月25日
株式会社ケアコム
サイバーコム株式会社
ビー・ビー・バックボーン株式会社

 
 
株式会社ケアコム(本社:東京都調布市、代表取締役社長:池川充洋、以下「ケアコム」)、サイバーコム株式会社(本社:横浜市中区、代表取締役社長:新井世東、以下「サイバーコム」)およびビー・ビー・バックボーン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:戸坂豪臣、以下「BBバックボーン」)は、病院や介護施設向けに、sXGPに対応した「VoLTEナースコール」を開発しました。
 
今回開発した「VoLTEナースコール」により、サイバーコムとBBバックボーンが共同開発した「VoLTEナースコール」アプリ(以下「本アプリ」)と、ケアコムのナースコールの連動による、sXGP方式(注1)での高品質なVoLTE(注2)の音声通話が可能になります。また、プライベートネットワークであるsXGPでVoLTEを利用することで、Wi-Fiと併用しながら、VoIP(注3)より高品質なPHS同等の音声通話ができるようになります。BBバックボーンが提供するVoLTEナースコール対応機種などの詳細は、こちらをご覧ください。
 
これまでスマートフォン(スマホ)でナースコールの着信および応答通話をするには、電話交換機各社が提供するVoIPアプリが必要でしたが、本アプリをスマホにインストールすることで、普段スマホの発着信で利用している標準電話機能でナースコールの受信ができるようになります。また、呼出があったベッド番号や患者氏名、呼出種別(緊急、一般、トイレ介助、点滴終了、脱落警報)、連動した機器のアラートの名称など、今までVoLTEでは不可能であった、ナースコールから送られるテキスト情報が着信時に表示できるようになります。
 
sXGPを導入していただくことで、既存の電話交換機の内線運用を継続したままでもナースコール接続用システムとしてご利用いただけます。また、既存内線番号とsXGPデバイスとの内線通話も利用可能です。
 
 
標準電話アプリ利用時受信イメージ

 
 
「VoLTEナースコール」の各社の役割は、下記の通りです。
 
・サイバーコム   :ナースコールアプリと内線交換機(IP-PBX)の提供
・ケアコム     :ナースコールの提供
・BBバックボーン :VoLTEナースコール連携に対応したアクセスポイントやスマートフォン、sXGP対応SIMの提供
 
「VoLTEナースコール」をご利用いただくことで、緊急対応が必要な医療現場で、より品質の高い無線ナースコールの提供が可能になります。
 
 
連携イメージ

 
 
(注1)sXGP(shared eXtended Global Platform)
伝送距離 数十メートルから数百メートル程度、伝送レート(共有)十数Mbps程度時分割多重によるLTE方式(TD-LTE)を採用。
 
(注2)VoLTE(Voice over LTE)
LTEの高速データ通信ネットワーク上で音声通話を実現する技術。発着信の時間が従来よりも短縮されるなど、ユーザーの利便性が向上する。
 
(注3)VoIP(Voice over IP)
IPパケット通信で音声を運ぶ技術。
 
■本件に関する問い合わせ先
<株式会社ケアコム:お客様お問い合わせ>
 商品企画グループ
 E-mail:sales@carecom.co.jp
 
<サイバーコム株式会社:お客様お問い合わせ>
 プロダクト&サービス部 営業グループ
 E-Mail:smartcti-sales@cy-com.co.jp
 
<ビー・ビー・バックボーン株式会社:問い合わせ先>
 下記の「お問い合わせ」フォームからご連絡ください。
 https://www.bbbackbone.co.jp/contact/

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